ラストサムライ、涙の銅メダル

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/iaafwc2005/column/200508/at00005716.html

―世界陸上、4日目。
この日は男子400Mハードルの決勝があった。
日本の為末大は予選8位という、ギリギリのラインで
決勝に残ることができた。

が、朝から強風が吹き荒れ、なんと雷と豪雨で一時、
競技が中断するというアクシデントが発生。
で、連日、朝4時までのTV観戦で疲れたのもあり途中、眠っていた。
午前3時45分。ハッと目が覚めるとTVに為末の姿が。
「おっ、いよいよ始まるのか?」
だが、競技直前に再び豪雨が。

「また中断なんだろうか?」と思ったが、競技は開始されることに。
最悪のコンディションの中、ついにスタートを切る。
が、フライング。
おそらくほとんどの選手の集中力が途切れていたであろう。
―仕切り直し。今度は無事、スタートを切ることができた。
最初はトップを独走。ハードリングに定評のある為末。
順調にハードルを飛び越える。
途中、2レーンのサンチェスがトラブルで棄権。
「頼む、このまま行ってくれ!」
しかし、為末の背後から1人、2人追い抜いて行く。
最後は1レーンのカーロン・クレメントが追い上げ
為末は転びながらゴール。
結果、為末とカーロン・クレメントがほぼ同時ゴールになり
3着争いは電光掲示板の表示待ちに。

この間がすごく長く感じられた。
「見た感じ、為末の方が早く入った気がするんだけどなぁ…」
見ているこっちは、ただ祈るしかない。
すると、為末が電光掲示板を何度も確認した後、
ガッツポーズを見せた。
―勝った。為末、悲願の銅メダル!
思わず、TVの前で何度も拍手を贈ってしまった。
為末はウイニングランしながら、泣いていた。

2001年、4年前のエドモントン大会以来の銅メダル。
もちろん、日本人としては初めての栄誉だ。
が、実はここから為末のどん底の日々が始まる。
お父さんの死をキッカケに、どの大会に出ても思うような結果が
出なくなってしまう。
そして、リスクを背負って大阪ガスを退社しプロに転向。
2003年のパリ大会では、決勝に残ることができなかった。
「これまでのやり方ではダメだ」
ヨーロッパに渡り、地獄のようなトレーニングを積んで
今回の大会に臨んだ。
この4年間をまとめたVTRを見た時は、泣いてしまった。
(私は徳光和夫か、と自分でツッコんでたが)

「このメダルは父に捧げるメダルです」
為末の涙のインタビューに、またもらい泣きしそうになった。
これだから、見るのやめられないんだよなぁ。
が、残念ながら明日、明後日と仕事が入ってしまったので
さすがに早く寝ないとなぁ・・・。

余談だが、織田裕二のキャスターぶりが回を重ねるごとに
良くなってるような気がする。
いつぞやの大会の時なんか、終始アヒャヒャと興奮していて
パートナーの中井美穂が明らかにフォローできなくて困惑していた…。
やはり、視聴者からクレームが来たらしくTBSの上層部から
注意を受けた、という噂を聞いたが…。
でも、それはそれでツッコミどころがなくなって少し寂しい(笑)。
あと、今まで全く気にしてなかったが、今回の大会テーマソングが
結構良い。もちろん、歌うのは織田裕二で「All my treasures」という曲。
しかし、これダウンロード配信しかしておらず、1曲210円。
300円台を払えばアルバム1週間レンタルできる
このご時世に正直、1曲210円は高い!と思うのだが。
ダウンロードしようか悩む…。
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by nyalin290 | 2005-08-10 11:55 | スポーツ
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